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指導員 大嶋利佳さんの黒帯レポート:第3回「指導員を目指して  ~茶帯から黒帯へ~」

IMGP6427(明切).jpg空手を始めて半年ほどたったころから、私は「このスクールで指導員になれないだろうか」と考えるようになりました。

私は企業研修の講師で、ビジネスマナーやプレゼンテーションなどコミュニケーションに関するビジネススキルを担当科目にしています。そういうご指導を通じてさまざまな職場のたくさんの社会人の方とお会いしますが、いつも感じるのが「心身を鍛えていない人は、仕事もうまくいかない」ということです。

プレゼンテーションひとつとっても、いくら頭で「論理的に話すには」「相手を説得するには」と考えても、身体面で背筋を伸ばして立てない、大きな声が出せない、すぐに疲れてしまう、というありさまでは仕方がありません。

また精神面でも、大勢の前に出たらあがってしまう、偉い人の前では気後れしてしまう、と弱気では話になりません。

こうした点を改善、克服するためにはやはり空手が一番効果的だと思います。身体面ではもちろんのこと、精神面でも相手に負けない強い姿勢が身につきます。

空手が他のフィットネスと違うのは、常に目の前に相手を想定し、その相手に勝つというイメージをもって行うことです。

前回触れた「前蹴上げ」という技にしても、足を高く上げるという動作は、バレエやダンス、体操などさまざまな種目に出てきます。

しかし、同じ動作であってもバレエなどは「柔軟な身体で肉体美を表現する」ためですが、空手は「相手を蹴り倒す」ために足をあげます。つまり「キレイに見られるため」か「勝つため」か、同じ身体を動かすにしても目的がまったく違います。

社会人にとっては、この「相手と戦う、そして勝つ」というイメージをもって身体を動かすことがとても大切なのです。もちろん、その相手とは他人とは限りません。自分自身という一番手ごわい敵も含みます。

日頃、こういう気持ちを養っている人は、たとえば面接試験やプレゼンテーションにおいても、強い気持ちで堂々と、姿勢よくふるまえます。

IMGP6470(明切).jpg私は、空手の指導員として、企業研修の場でもこうした点を踏まえたご指導をしていき、私の講師としての価値、存在意義も高めたいと考えました。それは同時に少しでも先生のお力になれ、生徒の皆様のお役にたつかもしれません。

そういう思いで09年の4月に茶帯を取得、7月からは指導員として神楽坂のクラスを任せていただいています。そして茶帯取得から1年たった5月に、黒帯を授与されました。

これからは黒帯の証書に書かれているように「武道精神」をもって一層、努力し空手の普及に尽くしたいと考えています。

社会人にとっての武道精神とは、ひとりひとりのお立場や仕事の内容によっても異なると思います。試合で勝ちを目指すような特別な強さがなくても、誰でもが空手に親しめる代官山カラテスクールで、その人なりの武道精神を見つけていただきたいと願っています。

(終)

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